ホームページ制作の費用内訳は仕組みや相場を知ることが大切
ホームページを制作するときは、費用がどのくらいかかるか気になるものです。
制作費用の内訳にはさまざまな項目が含まれているため、ホームページ制作会社に依頼する前に仕組みや相場を知っておきましょう。
本記事では、ホームページ制作を依頼した場合の費用の計算方法や、制作費用の内訳、用途別の料金相場などをご紹介します。
また、自社で作成する場合に便利なホームページ制作ツールの特徴や費用もご紹介します。

総額費用は大きく3つのパターンから概算される
ホームページ制作費用の総額は、主に次の3つのパターンから概算されます。
項目別の計算
ホームページ制作には、ディレクション費用、コーディング費用、SEO対策費用など、さまざまな項目があります。
これらの項目ごとに単価が決められていて、合計して総額を計算する方法です。
どの項目にいくらかかるかわかりやすいですが、後から追加項目が発生すると総額が変わるため、再見積もりが必要になります。
ページ別の計算
ページごとの単価にページ数を掛けて総額を算出する方法です。
たとえば1ページの単価が3万円で15ページ制作する場合は45万円となります。
工数別の計算
工数別とは、スタッフの単価と作業にかかる工数で算出する方法です。
単位の「人日」は人数×日数の意味で、1人で1日かかる仕事が1人日となります。
たとえば3人で10日かかれば30人日です。
作業日数で算出するため、追加作業が発生した場合も対応しやすい点がメリットですが、項目ごとの費用が不明瞭というデメリットがあります。
ホームページ制作費用の内訳
ホームページ制作に必要な項目別の費用相場をご紹介します。

ドメインの取得・管理費用
ホームページを制作するときは、ドメインの取得が必要です。ドメインを作るときは、まだ使われていない文字列であれば取得可能です。
ドメインの末尾は「.com」「.co.jp」など共通の文字列になっていて、この部分をトップレベルドメインと呼びます。
ドメインは取得時と更新時に費用がかかります。費用は文字列によって異なり、1円で取得できるものもあれば数千円のものもあります。
主なドメインの特徴と取得時の費用相場は以下の通りです。
ドメイン | 特徴 | 相場 |
.com | 商用サービスや企業向け | 1,000円前後 |
.net | ネットワーク関連向け | 1,000〜1,500円 |
.org | 非営利組織向け | 1,000〜1,500円 |
.biz | ビジネス系サイト向け | 300円〜1,500円 |
.info | 情報サイトに多い | 300〜400円 |
.jp | 日本に在住する人のみ取得できる | 2,000〜3,000円 |
.co.jp | 日本の会社・法人のみ取得できる | 3,000〜4,000円 |
レンタルサーバーの契約
ホームページを制作するときは、レンタルサーバーの契約も必要です。
レンタルサーバーには個人用と法人用があります。
会社情報の発信など閲覧専用のホームページであれば個人向けのレンタルサーバーでも対応できますが、ECサイトを運営する場合などは機能やセキュリティが充実している法人向けを選んだ方がよいでしょう。
レンタルサーバーを契約する際は、初期費用と月額費用が必要です。
初期費用の相場は1,000〜3,000円ですが、無料のところもあります。
また、月額費用は1,000円〜5,000円程度で、サーバーの容量などによって異なります。
進行管理のディレクション費用
ディレクション費用はディレクターが担当し、打ち合わせやホームページの企画構成、画像などの素材集めから最終確認までおこないます。
すべての進行管理をおこなうため、ホームページの規模によって相場が異なります。
一般的には制作料金の20%(5〜20万円)が相場です。
ホームページの構築・設計費
サイトマップやワイヤーフレームなどホームページの構築・設計費も必要です。
制作するページ数によって費用は変わりますが、相場は5〜20万円です。
取材・撮影・デザイン費
取材が必要な場合はライターが訪問して取材やインタビューをおこない、記事を作成します。
取材費用の相場は2万〜5万円程度です。
また、プロのカメラマンが撮影する場合は写真が6万円前後、動画は30万円前後が相場です。
動画の費用は内容や尺の長さによっても異なります。
ホームページの方向性が決まれば、デザイナーがトップページから下層ページまでデザインします。
イラストやロゴが必要な場合は、その分も費用が追加になります。
デザイン費は内容によって異なりますが、2〜25万円が相場です。
コーディング費用
コーディング費用とは、ホームページの設計書をもとにHTMLやCSSなどのプログラミング用語を使ってソースコードを書いていき、WEBサイトとして見える形にしていく工程です。
費用の相場はトップページが1〜3万円、下層ページが8,000〜2万円程度です。
また、スマホやタブレットなど、異なる画面サイズに合わせて見やすく表示する「レスポンシブデザイン」を採用すると費用が1.5〜2倍程度かかります。
SEO対策費用
検索エンジンで上位表示を狙うためのSEO対策も必要です。
中小企業向けのSEOコンサルティング費用は10〜50万円程度ですが、大企業や大規模なホームページの場合は100万円を超えることもあります。
内部SEOは10〜100万円程度、外部SEO対策は1〜15万円程度です。
内部SEOはコーディング作業で実装してくれる制作会社もあります。
プラグイン・システム費用
お問い合わせフォームや商品検索、カート機能、予約フォームなどホームページに必要な機能を実装する費用です。
お問い合わせフォームは比較的安いものの、機能によっては数百万円かかることもあります。
また、Worpressの構築やプラグインの導入・設定費用の相場は5万〜数十万円程度です。
ホームページ用途別の料金相場比較
ホームページは用途によって必要なコンテンツ、機能、ページ数が異なります。
費用相場も異なりますので確認しておきましょう。

CMSの利用
CMS(コンテンツマネジメントシステム)とは、HTMLなどの専門知識を必要とせずに作成や運用ができるシステムです。更新作業も自社でできるので、費用を削減できます。
WordPressをはじめ、CMSは無料で利用できるものが多いため、費用は初期費用や企画・ディレクション費・デザイン費・コーディング費・運用費などです。
ホームページの種類によって費用は異なりますが、相場は20〜150万円程度です。
CMSに備わっているデザインのテンプレートを使用すれば、コストを抑えられます。
企業・コーポレートサイト
企業・コーポレートサイトの料金相場は30〜150万円です。
WordPressなどのテンプレートを利用したり、情報量を最低限に抑えたりすれば、費用を30万円程度に抑えられますが、オリジナルデザインの採用やコンテンツを増やす場合は150万円程度かかることがあります。
ランディングページ
ランディングページは縦に長い1ページで構成されるため、費用相場は20万〜50万円程度です。
20万円程度に抑える場合はテンプレートに画像やテキストを加える程度のデザインになります。
ただし、ページ数が少ないとはいえ、ユーザーに商品の購入やサービスの利用を促す大切なページなので、コストをかけてでも魅力が伝わるページを制作する必要があります。
ECサイト
ECサイトの制作を外注した場合、費用相場は50〜300万円です。
より安く作ろうと思えばAmazonなどインターネット上のショッピングモールへ出店する方法やShopifyなどのASPを利用して作成する方法があります。
ホームページをECプラットフォーム上に作成すれば、ドメインやサーバーの費用がかからないだけでなく、テンプレートに沿って手軽にECサイトを作れるメリットがあります。
ただし、登録料金や月額料金、売上に応じた販売手数料が必要になることがデメリットです。
一方、ASPはプランによって料金が異なります。
無料プランもありますが、テンプレートや機能に制限がある場合が多いです。
外注で作成すれば安くても50万円以上かかりますが、自社に必要な機能をカスタマイズできる魅力があります。
さらに費用をかければ、画像やテキストなどの準備も依頼できます。
ポータルサイト
ポータルサイトとは、サービスの入口となるサイトのことで、さまざまなコンテンツが集合したものです。
たとえばYahoo!やGoogleもポータルサイトです。
ポータルサイトを作成する費用相場は規模や機能などによって異なります。
小規模のポータルサイトであれば20万円程度から、中規模で50万円程度から作成できますが、大規模なサイトであれば100万円以上かかることがあります。
制作後にかかる月額費用相場
ホームページは制作後も管理に費用がかかります。
初期費用に比べると金額が小さいものの、継続して発生するものなので、毎月どのくらいの費用がかかるか事前に確認しておきましょう。

自社で管理
ホームページの運営をすべて自社で管理すれば費用を抑えられます。
月額費用は5,000円程度です。
維持費
自社で管理した場合、維持費としてレンタルサーバー、ドメイン、SSLなどの費用がかかります。
最低限の更新と管理を外注
自社ですべてを管理するのが難しい場合は、最低限の更新と管理のみ外注することで、できるだけ費用を抑えられます。
月額費用相場は1万〜2万円程度です。
1か月あたり数回のコンテンツ更新および最低限のメンテナンス
月に数回程度コンテンツの更新や、最低限の維持をおこなってもらえます。
会社によっては障害対応をおこなってくれることもあります。
基本的な更新と管理
基本的な更新と管理を外注する場合、月額費用の相場は2万〜5万円程度です。
週単位のコンテンツ更新およびメンテナンス、簡易的なアクセス解析
この価格帯になると週単位のコンテンツ更新やメンテナンス、簡易的なアクセス解析のレポートなどのサポートが受けられます。
ただし、作業内容は制作会社によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
集客に力を入れて更新と管理を外注
本格的に集客をおこなうための更新や管理を外注した場合、費用相場は50,000円〜です。
頻度の高い更新、SEO施策、高度なアクセス解析
この価格帯になれば頻度の高い更新に加え、SEO施策や高度なアクセス解析など、集客のための運用やアドバイスをしてもらえます。
費用内訳から低予算でホームページを作成するなら
低予算でホームページを作成するなら、できるだけ自社で管理する方法が向いています。
ホームページ作成ツールを利用すれば、専門的な知識がなくても自社でホームページの作成・管理ができます。

Google Sites
Google SitesはGoogleが提供しているホームページ作成ツールで、Googleのアカウントがあれば無料で利用できます。
シンプルなホームページを作成するのであれば、手軽に利用できて便利です。
一方、制約があるため、デザインにこだわった本格的なホームページを作成するのは難しいかもしれません。
初期費用
なし。
プラン料金
無料プランのみ。
広告表示の有無
なし。
容量制限
無制限。
ページ数
無制限。
独自ドメイン
なし。
WordPress
WordPressを使って制作したホームページは、世界中のWEBサイトの4割を超えているといわれています。
初期費用
なし。
プラン料金
年払いにした方が割安です。1ヶ月あたりの料金は以下の通りです。
- 無料0円
- パーソナル500円
- プレミアム900円
- ビジネス2,900円
- Eコマース5,220円
広告表示の有無
有りですが、有料プランでは非表示も可能です。
容量制限
無制限。
ページ数
無制限。
独自ドメイン
取得が必要です。
Goope
Goope(グーぺ)はリーズナブルに利用できるホームページ作成ツールで10万人以上にえらばれています。
スマートフォンでも更新できるので、いつでも最新の情報を発信できます。
初期費用
3,300円。
プラン料金
契約期間によってプラン料金が異なります。12ヶ月契約の料金は以下の通りです。
- ライトプラン…1,100円/月
- スタンダードプラン…3,300円/月
1/3/6ヶ月契約の料金は以下の通りです。
- ライトプラン…1,650円/月
スタンダードプラン…3,850円/月
ライトプランでも作成や運用に必要な機能が一通り揃っています。
スタンダードプランはライトプランの機能に加え、独自ドメインの取得やSSLなど有料プランが使えます。
広告表示の有無
なし。
容量制限
ライトプランが5GB、スタンダードプランが50GBです。
ページ数
無制限。
独自ドメイン
月額330円〜の「独自ドメインオプション」があります。
Jimdo
Jimdo(ジンドゥー)には、「クリエイター」と「AIビルダー」の2種類があります。
クリエイターはさまざまなカスタマイズができるので、こだわりのホームページやネットショップを作りたい方におすすめです。
一方、AIビルダーはAIの質問に答えるだけでホームページが完成します。
おしゃれなホームページを手早く作ることができるので、忙しい方や文章を考える手間を省きたい方に向いています。
初期費用
なし。
プラン料金
クリエイターは無料のプランもありますが、目的や必要な機能に合わせてプランを選べます。
月額換算で以下の料金になります。
- FREE…0円
- PRO…1,200円
- BUSINESS…2,600円
- SEO PLUS…4,250円
- PLATINUM…5,330円
無料プランでもすべてのクリエイターの基本機能が利用できますが、サーバー容量が500MBで、独自ドメインは利用できません。
PROは無料プランに加えて独自ドメインや広告非表示などがあり、サーバー容量が5GBになります。
BUSINESSプラン以上になるとサーバー容量は無制限になります。
もっとも高額なPLATINUMプランになると、プロからのアドバイスを受けることが可能です。
また、AIビルダーは無料プランと2種類の有料プランがあり、月額換算で以下の料金になります。
- PLAY…0円
- START…990円
- GROW…1,590円
PLAY機能はサーバー容量50MBで、すべての基本機能が含まれます。
STARTは個人利用に適したプランでサーバー容量は5GBになり、独自ドメインや広告非表示の機能もあります。
GROWはビジネス利用に最適なプランで検索エンジン最適化(SEO)、ホームページへのアクセス解析、最優先サポートなども含まれます。
広告表示の有無
無料プランは表示されますが、有料プランは広告非表示です。
容量制限
プランによって異なります。
クリエイターはFREEが500MB、PROが5GBでBUSINESS以上は無制限です。
AIビルダーはPLAYが500MB、STARTが5GB、GROWが15GBです。
ページ数
AIビルダーにはページ数の制限があります。
PLAYが5ページ、STARTが10ページ、GROWが50ページです。
独自ドメイン
無料プランはありませんが、有料プランは取得できます。
Wix
Wixは世界190ヵ国で2億人以上のユーザーがいるクラウドベースのホームページ作成ツールです。
HTMLやCSSの知識がなくても簡単にWEBサイトが作れます。
無料プランもあるので、まずは無料で試してみて使い勝手がよかったら独自ドメインを取得できる有料プランに変更することも可能です。
デザイナーが手がけた美しいテンプレートが豊富なので、直感的な操作で自由にアレンジできます。
ネットショップやWEB予約などの機能も追加できるので、思いのままのホームページを手軽に作れるでしょう。
初期費用
なし。
プラン料金
WixにはホームページプランとビジネスEコマースプランがあります。
ホームページプランの料金は以下の通りです。
- ドメイン接続プラン…500円/月
- ベーシックプラン…900円/月
- アドバンスプラン…1,500円/月
- VIPプラン…2,700円/月
- ビジネスプラン…1,800円/月
- ビジネスプラスプラン…2,700円/月
- ビジネスVIPプラン…3,800円/月
広告表示の有無
無料プランは表示されますが、有料プランでは非表示可能です。
容量制限
容量はプランによって異なります。
- ドメイン接続プラン…500MB
- ベーシックプラン…3GB
- アドバンスプラン…10GB
- VIPプラン…35GB
- ビジネスプラン…20GB
- ビジネスプラスプラン…35GB
- ビジネスVIPプラン…50GB
ページ数
無制限。
独自ドメイン
ありませんが、有料プランは取得可能です。
ペライチ
ペライチは専門知識がなくてもスマホ対応のホームページを簡単に作れるホームページ作成ツールです。
テンプレートから好きなデザインを選び、テキストや画像を打ち込むだけで簡単に作れます。
初期費用
なし。
プラン料金
料金プランは5プランあり、ページ数や目的に合わせて選べます。
年額プランにすれば1ヶ月あたりの料金が割安です。
- スタートプラン…0円
- ライトプラン…1,465円
- レギュラープラン…2,950円
- ビジネスプラン…3,940円
- ビジネス+プラン…6,910円
スタートプランは広告が表示され、ページ数も1ページのみですが、ライトプランになればWEBページを運営する最低限の機能を備えています。
レギュラープランになればオンライン決済が可能。
人気のビジネスプランは予約や決済、メルマガ配信も可能です。
また、ビジネス+プランは複数コース予約など、予約機能がさらに充実しています。
広告表示の有無
スタートプランはペライチの広告が表示されますが、有料プランは広告非表示可能です。
容量制限
無制限です。
ページ数
公開ページ数の上限はプランによって異なります。
- スタートプラン…1ページ
- ライトプラン…3ページ
- レギュラープラン…5ページ
- ビジネスプラン…20ページ
- ビジネス+プラン…20ページ
独自ドメイン
有料プランであれば取得可能です。
まとめ
ホームページを制作すると、企業の信頼度アップや集客などさまざまなメリットがあります。
しかし、ホームページの制作には高額な費用がかかるうえに、維持費用も必要です。
ホームページ制作tabaneoは、初期費用なしのサブスク型なので、大きなコストをかけずに自社のホームページが作れます。
WordPressを使用して作成するので、簡単な更新作業も自社でおこなえて、運用費用を抑えられます。
初期費用を抑えてホームページを手軽に開設したい方は、ぜひtabaneoをご検討ください。