Wixとは
Wixは、クラウド型の Web 制作プラットホームです。Wix.comは、イスラエルに本部を置き、世界中で多くの人が利用しているホームページ作成ツールです。
個人での利用やビジネスにも活用されていて人気です。その特徴をまず詳しくご紹介しますので、参考にしてください。

ブラウザ上でホームページ作成ができるプラットホーム
Wixの特徴としては、クラウド型でブラウザでホームページ作成ができるようになっていることです。サーバーをレンタルしなくても、クラウドでホームページを作成できる点が特徴です。
本格的なホームページの作成から管理、集客までをブラウザ上で行えて便利です。
世界で2億人以上が利用している
世界で2億人以上が利用している人気のツールで、無料から始めることできるのもメリットとなっています。
無料版と有料版サービスを展開。有料版のプレミアムプランでは独自ドメインの設定や広告非表示の選択などができます。また、プレミアムサポートが受けられる仕様となっていて、ビジネス利用におすすめです。
ドラッグ&ドロップだけで、だれでも簡単にホームページが出来上がる
Wixは、ドラッグ&ドロップで簡単にホームページ作成ができることもツールとして人気です。 ホームページに対する知識があまりなくても、自分で簡単に作ることができるツールとなっています。
ホームページのコンテンツとなる、テキスト、ギャラリー、動画などのデザイン要素をドラッグ&ドロップという直感的な操作で作っていくことができる魅力があります。
Wixのメリット・デメリット
Wixのメリット・デメリットについて、次に詳しく見ていきます。多くのメリットがあるため世界中に多くの利用者がいますが、デメリットもありますので、メリット・デメリットの両方を知っておいてください。

メリット
メリットは、ホームページ作成が簡単にできることで、次のような多くのメリットがあります。費用の面でもレンタルサーバー代もいらないなど、コストが少なく始められるのがメリットです。
専門知識がなくても直感的に誰でもページ作成ができる
ホームページを作成する際には、HTLMなどのコードの知識が必要ですが、専門的な知識がなくても直感的にドラッグ&ドロップでページが作成できるのがメリットです。
知識や経験がない人でもすぐにサイトを編集できるようになります。
ホームページに必要なテキストや画像、動画などをドラッグ&ドロップで、入れ込んでいくだけでページが作れて便利です。
豊富なテンプレートが用意されている
Wixでは、あらゆる業種や目的に対応した 800 以上のテンプレートが豊富に揃っているのもメリットです。近い業種や目的のテンプレートを見つけて、それを活用して、簡単に作ることができます。
ホームページを一から作るのは、難しいイメージですが、デザインの見本がありますので、作りやすくなります。完成イメージが想定できて作りやすいでしょう。
無料でもホームページ制作ができる
Wixでホームページを制作する場合には、Wix.com に無料登録して、テンプレートを選んでホームページをすぐに作れます。簡単に、ホームページを無料で作成することもできるのがメリットです。
また、テンプレートでなくても、いくつかの質問に答えるだけで、AI が自動作成してくれるツールもあって楽です。
動きのあるページが簡単に作れる
Wixでは、動きのあるアニメーションを取り入れたサイトも作れるのがメリットです。
最近では、動きのあるページを取り入れたホームページが人気です。インパクトがあり、ユーザーの目を惹くことができ、説得力があるホームページを作ることができるでしょう。動画付きのホームページは、難しいという印象ですが、簡単に自分でも作れるのは大きなメリットと言えます。
いろいろな機能が簡単に組み込める
ブログとの連携やネットショップの開設、予約システムなどの機能を組み合わせたホームページも作ることができます。ビジネスの成長に合わせて、新しい機能をいつでもホームページに追加して簡単に組み込んでいけるのもメリットの一つです。
SEOレポートを作成してくれる
ホームページは作成したら終わりではなく、SEOレポートをきちんと取りながら分析していくことも必要です。
アクセス数がどのくらいあるのか、検索数を上げるためにSEOを活用することがとても重要です。集客や売上のために、分析をして改善をしていくことができるのがメリットです。
無料で使える画像が用意されている
ホームページ作成にあたっては、イメージ画像などが必要ですが、Wixでは無料で使える画像も多く用意されています。ホームページには、著作権がある画像は使えませんので、気を付ける必要があります。
無料で使える画像があれば選びやすいでしょう。画像選びに困らずに、スムーズに思ったようなWebサイトが作れます。
デメリット
ここまで、簡単に作れるという多くのメリットをご紹介しましたが、その反面、デメリットもありますので良く知っておくことも必要です。長期的にホームページを運用する場合や変更したいという場合などにデメリットがあることもありますので、いろいろ考えて選んでください。
独自の機能制限があるため、カスタマイズ性は低い
Wix内部で提供されているアプリやプラグインを利用して作成することになるため、機能制限があるデメリットがあります。
WordPressなどのWeb作成ソフトで作る場合と比べて、カスタマイズ性が低くなります。プランにいろいろな機能はありますが、それ以外に長期的に運用して、いろいろページを加えていきたい、機能を加えたい時には難しい場合もあります。
テンプレートを途中で変更できない
Wixのデメリットとしては、簡単にテンプレートを選んで作れて便利ですが、自由に作るのは難しい点です。カスタマイズしたい、途中でデザインを変更したい、いろいろ加えたり、減らしたりしたいということが難しい場合があります。自由度が低いのがデメリットです。
ページの表示速度が遅い
Webサイトの表示速度が遅いデメリットもあります。海外にサーバーがあり、ページの読み込みに時間を要します。
システム設計の際に、サーバーでの処理に負荷が大きくなるのがデメリットです。ユーザーが検索した際に、表示が遅いと閲覧控えが起きてしまう可能性があるでしょう。
無料プランは広告が表示されたり、独自ドメインを利用できない
Wixの無料プランの場合には、ホームページに広告が表示されたり、自社の独自のドメインが利用できないなどのデメリットがあります。
外部で購入したドメインも使えないため注意が必要です。独自ドメインを使うにはWixの有料プランを使う必要があります。
ホームページをWixにリニューアルするときデータ移行が一切できない
最初にWixでホームページを作って、他のツールに移行して作り直す際には、そのまま全てのデータをエクスポートする方法がありません。バックアップを取って、移行する必要があります。
また、他のサイトで作ったデータからWixへデータを移行することができないデメリットがあります。使い続けるには便利ですが、移行を考えている際には注意が必要です。
スペックの低いパソコンで作業すると重くて固まることがある
Wixで作成したホームページの場合、ページを表示するのに時間がかかるのがデメリットです。動きがあるデザインや画像のページを作ると、ページを開く際の表示速度がより遅くなります。スペックの低いパソコンで作業をすると重くて固まることがあるでしょう。
バックアップ機能がない
Wixには、バックアップ機能が付いていませんので、時々自分でバックアップを取っておく必要があるのもデメリットです。もしもの時のことを考えて、定期的に自分でパックアップを取る必要があります。
記事コンテンツ制作に向いていない
また、Wixはホームページ作成後も記事コンテンツを追加していきたいという時にはあまり向いていないと言えます。後で、SEO対策のために、ブログ記事などを追加していきたい場合もあるでしょう。そういう場合は、WordPressなどのCMSツールの方が向いています。
電話によるサポートがない
Wixは、イスラエルに本部があり、東京にオフィスがありますが、日本国内にはサポート窓口がないため電話によるサポートがありません。ただし、ネットから24時間「Wixサポートセンター」で、Wixに関するこれまでの質問などを検索することは可能です。Webサイトには、使い方や多くの質問例などが丁寧にあり、確認ができておすすめです。動作確認ページも備わっていてチェックできます。
また、希望の問い合わせ方法を選択することで、適切な担当者につないでくれるサポートはあります。コールバックを希望する場合は、日本語で月~金の午前9時~午後9時に相談することができます。
ネットショップの決済方法が限られている
ネットショップが開設できますが、サイトをビジネス&Eコマースプランにアップグレードすることで、支払いを受け付ける際にサイトから直接支払いを受け付けることが可能となります。
クレジットカード、PayPal とオフライン決済のいずれかまたは複数を選択することが可能です。コンビニ決済、Pay-easy などの支払い方法も追加されていますが、世界中で利用されているためそれぞれの国での決済方法が決められていて、支払方法が限られているのがデメリットです。
Wixの機能
ここまで、Wixのメリット・デメリットについてご紹介しましたが、簡単に利用できるはやはり大きなメリットと言えます。また、いろいろな機能が揃っていて使いやすくなっています。具体的にどんな機能が備わっているのか、また実際にどのように使えるのかをご紹介しますので、参考にしてください。

テンプレート
テンプレートは、多くのテンプレートが分野ごとに準備されています。個人サイトや企業のビジネス系ホームページや、ネットショップや健康&フィットネス系のホームページ、デザイン系、音楽系のホームページなど、いろいろな種類のテンプレートがあって、選ぶことができて便利です。
SEOサポート
Wixで作ったサイトは、検索エンジンに対応したサイトとして作られるため、強力なSEO基盤を備えているのが特徴です。
Wix は、SEO のためにサイトコンテンツを最適化するためのツールを提供。「Wix SEO Wiz」を利用することで、サイトの SEO レポートを簡単ステップで設定できる機能を持っています。
画像編集
「Wix フォトスタジオ」がエディタに埋め込まれていますので、簡単にアクセスして画像編集が可能です。豊富なフィルター、補正ツール、装飾オプションがありますので、様々な編集加工ができて、デザイン性の高い画像にできて便利です。
ストックフォト
ストック写真を共有することを専門とした「Unsplash」があり、そこに何千もの写真家による100万枚以上の写真がライブラリに登録されています。完全無料で使用できる写真となっていて、ページに直接追加できて便利です。
ソーシャル共有
SNS でページをシェアすることで、Wix はそのページの SNS 設定に含まれる情報を提供します。 Facebook、Instagram、Twitter などの SNS でサイトのページを共有する際に、表示されるテキストと画像をカスタマイズする機能があります。
フォーム作成
Webサイトが作れるだけでなく、問い合わせフォームを設置できる機能があります。Wixで費用を抑えて作ることができておすすめです。プランによって、問い合わせフォームの設定数が異なってきます。
ブログ
ブログ機能もあって、「Wixブログ」という機能があっておすすめです。クリックすると編集画面があり、そこで、フィードのデザインの編集だけでなく、ブログの管理や新しい記事の追加も行えるようになっていて便利です。
Webホスティング
Web ホスティングを使用して、サイトにコンテンツを作成して保存することが可能です。Wix では、すべての Wix サイトに無料で安全なホスティングを提供しています。
ネットショップ構築
Wixには、本格的なネットショップを構築できる機能があります。デザインと機能は自由にカスタマイズでき、クレジットカード、コンビニ決済、Pay-easy(ペイジー)などの決済方法が選択可能です。Facebook や Instagram を通じたネット販売もできる多彩な機能も備わっています。
モバイル最適化
ホームページは、スマートフォンで見ることも多いでしょう。モバイル最適化の機能があり、スマートフォン表示のレイアウトも調整してくれる機能があって便利です。自分で調整するとなると面倒で、細かく確認する必要がありますが、最適化してくれるため安心です。
Wixの料金プラン
Wixの料金プランについても具体的にご紹介します。無料版からあるホームページプラン、ビジネス用のプランまでを比較検討してみてください。個人から小規模のビジネス向けホームページを作るのにおすすめの「ホームページプラン」とビジネスやネットショッピング向けの「ビジネス&Eコマースプラン」があります。
無料版以外に「ホームページプラン」には4種類、「ビジネス&コマースプラン」に3種類がありますので、料金プランを比較検討してください。

ホームページプラン
ホームページを作成できるプランとして、無料プランから、ドメイン接続プラン、ベーシッププラン、アドバイスプラン、VIPプランとあります。
無料版
Wixの無料版は、お試しではなく長く使えるのが特徴です。ただし、機能の制限が多くあります。データも500MBと少なく、ビジネス利用には向いていないプランと言えます。
ドメイン接続
購入したドメインを使えるようになるプランで、月額500円の料金となります。広告の削除などができないため、あまり無料版と変わらないプランです。
ベーシック
安くビジネス向けのホームページを作ることも可能なプランです。独自ドメインが使え、広告の非表示ができ、月額900円です。データ容量は3GBで制限されているため、小規模なホームページ作成には向いています。動画アップロードも30分だけなら可能です。
アドバンス
データ容量10GBでビジネス向けに人気のプランとなっています。月額1,500円です。ページ数が多いホームページでも可能になるためおすすめです。1時間の動画アップロードが可能となります。お問い合わせフォームも10個作れ、求人応募などのフォームもできます。
VIP
ホームページプランの最上級のプランです。データ容量35GBで、動画を入れたり、画像を多く使ったりするホームページにも向いています。5時間の動画がアップロード可能です。
お問い合わせフォームも75個も作れます。また、ビジネス用のオリジナルロゴも作れる機能があります。
ビジネス&Eコマースプラン
「ビジネス&Eコマースプラン」は、ネットショップを運営するのにもおすすめのプランです。
ネットショップを開設できるのは有料プランのみです。ネットショップでは、顧客が商品をカートに入れたまま、ECサイトから離脱してしまう「カゴ落ち」が多く発生してしまいます。「カゴ落ち」にも対応する機能があり、顧客にリマインドメールを送れる機能があっておすすめです。
また、サイトに決済機能やネット予約機能を付けることができるプランとなっています。
ビジネス
月額1,800円でネットショップが可能なプランで、追加する商品の数も制限がないプランです。
また、決済機能や予約機能が付けられるプランで、容量が20GBで、動画も5時間までアップロードできます。問い合わせフォームも25個作れておすすめです。
ビジネスプラス
データ容量が35GBと大きいため、動画も10時間アップロードでき、商品紹介もできるプランです。月額2,700円となっています。動画がたくさんある方が見やすく人気のサイトとなり、効果が出やすくなります。お問い合わせフォームも75個まで作れます。
ビジネスVIP
データ容量50GBで、動画のアップロード時間も無制限のプランです。月額3,800円で、サイト、訪問者、ビジネスに関するカスタムレポートの作成機能などもあって、SEO対策やホームページの改善に役立てられます。24時間対応のカスタマーケアも優先的に受けられておすすめです。
Wixの注意点
Wixを利用する際の注意点についても最後にご紹介します。どのような使い方をした方がいいのか、注意点を参考にしてください。

個人利用としては十分だがビジネス用途としては不十分
Wixは、無料版から長く使えて個人でホームページを作るには、十分なツールです。しかし、ビジネス用に使うならば、後からいろいろカスタマイズしたり、追加したりができないために難しいとも言えます。
ビジネス向けや「ビジネス&Eコマースプラン」はありますが、作成後にもっと追加していきたいという場合に機能以上のことが難しくなります。
SEOレポートは作成されるが、表示速度が遅いのはSEOで致命的
ホームページは、作成後のSEO対策が大事です。どれだけ検索されて、見られるのかが大事なこととなります。そのため、WixでもSEO対策についてレポートが作成されてそれを活用できるのは嬉しいことと言えるでしょう。
しかし、ホームページ自体の表示速度が遅いのは、致命的になりますので、考える必要があります。
Wixをうまく利用する方法
Wixをうまく利用する方法としては、ビジネス利用としては補完的なものとして利用する方法もおすすめです。また、個人がプライベートでサイトを簡単に作成することができていろいろ揃っていて向いています。

補助的なものとして利用する
Wixを利用する際は、主なホームページは他に作って、メインのホームページというよりは、補完的なものとして利用するのもいい方法と言えます。
主なホームページは、次第に拡張していくことを前提にしたいため、補完的に使うのがおすすめです。
ランディングページなど短期的なサイトとして利用
Wixの無料版や安いプランで、ランディング的なページを作って、短期間で利用するのもいい方法と言えます。
SEOのレポート機能を活用して、ホームページの改善を考えるためのサイトにするのもおすすめの方法です。
個人がプライベートサイトとして利用する
また、個人がホームページを作成するには、無料版から基本の内容が備わっていますし、テンプレートを使って簡単に作れるためとてもおすすめです。
ドラッグ&ドロップで直感的に作れるのも、初心者が作るには最適なツールと言えるでしょう。
テンプレートも揃っていますので、プライベートサイトとして作るには向いています。動画などもアップロードできますので、趣味などにも広く活用できておすすめです。
まとめ
世界規模で多くの人に使われているクラウド型のホームページツール、Wixについて解説しました。
本格的な法人のホームページを作るために使うにはあまり向いていないかもしれませんが、最初に作ってみるにはいろいろな機能があって、SEOレポート機能もあって、おすすめです。
また、ビジネス用とは別にサイトを作ったり、プライベートサイトを作成したりする際にも便利です。使い方についても、Wixの公式サイトで、疑問や問題なども細かくネットから検索できるようになっているためおすすめです。
丁寧に使い方についても解説してある点も魅力です。自分で最初にホームページを作る際には適していますので、一度活用してみるのにおすすめと言えます。